作品募集のお知らせ

前田真三賞

ここでは、前田真三賞についてご説明いたします。
コンテスト応募についての情報のほか、応募に必要なデータシートや応募票なども、こちらからダウンロードしていただけます。

【第23回 予選】
受付期間:2023年2月20日〜6月30日(消印有効)

前田真三賞とは

組写真による2年がかりの写真賞

前田真三賞は、2年がかりで審査を行い、作家性を競う写真賞です。
1年目は10点、 2年目は30点の組写真が審査対象となります。
単に素晴らしい風景との出合の瞬間を写真に収める技術だけではなく、テーマを持って継続的に風景の魅力を探り続ける探求心、自身の作品を冷静に分析して選び出すことのできる判断力など、写真作家としての総合的な力量を持った写真家を
発掘するために、2年がかりで組写真の審査を行います。


風景写真新人杯としていた呼称を、第7回(1999年)からは、雑誌『風景写真』の創刊に携わり、風景写真のジャンルに多大な功績を残した前田真三氏の名を冠し、現在に至ります。

審査員

今森 光彦
今森光彦

毎回、前田真三賞に応募される作品を拝見していると、撮影者の意気込みがひしひしと伝わってきます。自分が発見した被写体を心から愛しておられる方々に違いないと思います。良い作品をつくるには、じっくりと向き合う必要がありますし、自分の思考も深めていかないとなりません。写真は、そこが一番面白いところだと思います。風景は、広い世界だけでなくマクロや望遠の視点も大切。今回も新しい視点で撮られたみずみずしい作品に出会えることを楽しみにしています。

 

前田 晃
前田晃

クオリファイと本選で2年がかりとなった第15回から、ユニークな作品が増えていると実感しています。受賞作も毎回、個性溢れていることは読者の皆さんもご承知の通りです。前田真三賞は、クオリファイ10点、本選30点という、いわば作品群で評価される賞です。数をまとめる力量もですが、やはりテーマ性が重要であることは、いうまでもありません。今という時代に合致したテーマ、そして好きで打ち込めるテーマを探し当てることが、前田真三賞の第一歩なのかなと思っています。いろいろなテーマのいろいろな作品を、お待ちしています。

 

永原 耕治(風景写真 編集長)
石川薫
今回で2回目の前田真三賞の審査を担当させていただきます。限定された30枚の写真でひとつの物語を紡ぐ、ある伝えたいことを提示する、そこに前田真三賞の難しさと面白さがあると思います。壁は高いように見えて、何事も挑戦しなければ始まりません。トライ&エラー、応募する中でテーマを掴み、それを追う感覚が見えてくると受賞者は語ります。邪念を払い、自身からも自由になって、裡なるテーマを見つけ、研ぎ澄ませた作品を楽しみにしています。

 

審査の方式

◎組写真による、2年がかりの写真賞です。
◎1年目(2023年)に「予選」を行います。一つのテーマによってまとめられた10点一組の組写真で審査をします。予選を通過した方のみが、2年目(2024年)の「本選」に応募いただけます(予選での成績は本選には持ち越されません)。
◎2年目(2024年)に「本選」を行います。予選に応募した10点は、すべて本選応募作品に含めることができます。一つのテーマによってまとめられた30点一組の組写真で審査を行い、「前田真三賞」を選出します。

募集要項(予選・本選共通)

募集要項は以下の通りです。

資格 プロ・アマチュアを問わず、どなたでも応募できます
審査対象

「風景&ネイチャー」を対象とした写真作品によって構成された、一つのテーマに貫かれた組写真。

1人1組に限る。

応募規定
1. 応募形態は、リバーサルフィルム、プリント(カラー・モノクロいずれも可。フィルム作品とデジタル作品が混在する場合はプリントに統一)。プリントは六ツ切、四ツ切、A4のいずれかにサイズを統一してください(ワイド四ツ切は不可)。
2. すべて未発表かつ、現在、発表する予定・見込みがない作品に限ります(過去に本賞に応募した作品を再構成しての再応募は可能です。また本誌フォトコンテスト入賞作品を含むことも可能です)。
3. すべての作品にもれなく組写真の総タイトル、作品の鑑賞順が分かるように通しナンバー、各作品の画題、氏名を記入してください。
4. 画像の合成(ピント位置を変更した多重露光や星景写真での比較明合成などの同フレーミングでの合成は可)、特殊な加工を加えた作品の応募はできません。
応募上の注意
1. 額装や台紙張りをしたプリント作品、デジタルデータのみによる応募は不可。
2. プリント作品にはプリント貼付用データシート(コピー・自作可。『風景写真』ホームページからダウンロード)を裏面に貼り、トリミングした場合は必ずその範囲を図示のこと。
3. 自然保護や公序良俗の精神に反する作品は、審査の対象から除外します。
4. 審査日程、審査結果に関するお問い合わせには一切応じられません。
5. 応募受付後の作品の入れ替えや、記述内容の追加、変更、訂正には一切応じられません。
6. 受賞作品の出版権は当社に帰属するものとします。出版権について詳しくは『風景写真』ホームページの「出版権について」をご覧ください。
応募に必要な書類
指定の応募書類(1)応募票と(2)各作品の撮影データに必要事項を記入し、作品に添えてお送りください。応募書類は『風景写真』ホームページからダウンロードするか、編集部にご請求ください
1. 応募票
氏名、年齢、性別、住所、電話番号(あればFAX番号、メールアドレス)、また写真に関するプロフィール(写真歴およびコンテスト入賞歴、雑誌誌上などでの作品発表、写真集、写真展の開催など)、組写真のテーマについて(100字以内・字数厳守)を記入。
2. 各作品の撮影データ
画題、撮影地、撮影年月日、時間および撮影データを記入してください(フィルター、ストロボなど画面に影響の出る機材は必ず記入する。デジタルスキャナーやプリンター名も)。*フィルムカメラ用とデジタルカメラ用の書類があるので、いずれかをご使用ください。
1. 賞状並びにトロフィー
2. 2025年に『風景写真』誌上にて作品発表の機会が設けられます。
結果発表 予選(2023年)
1. 『風景写真』2023年9-10月号誌上にて予選通過者の氏名・作品名を発表します。
2. 予選上位通過3名の作品は、『風景写真』2023年11-12月号〜2024年3-4月号にかけて、1名ずつ誌上掲載します。また、2023年11月頃に開催予定の「風景写真Award 2023展」で展示します。


本選(2024年)
『風景写真』2024年9-10月号誌上にて氏名・作品名を発表し(受賞者には直接通知)、2024年11-12月号誌上に受賞作品を掲載します。また2024年11月頃に開催予定の「風景写真Award 2024展」(フォトコンテスト受賞作品展併催)にて全30点を展示します。

返却
1. 作品の返却を希望される方は、応募時の郵送料と同額の切手を貼付し、郵便番号・住所・氏名を記入した返送用の封筒を同封してください。
2. 返却希望作品は、一括して発送いたします(予選は2023年9月末頃、本選は2024年9月末頃)。それ以前の個別の返却希望には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
募集期間

【予選】2023年2月20日(土)〜6月30日(水)
【本選】2024年2月20日(日)〜6月30日(木)

※いずれも消印有効

応募・問い合わせ先 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-8-3 ブティック社ビル別館5階
(株)風景写真出版 「第23回前田真三賞」係
TEL:03-6272-8467 FAX:03-6272-8468 
dokusha@fukei-shashin.co.jp
応募用前田真三賞応募票のダウンロード

↑このボタンをクリックで、応募票のPDFファイルが開きます。

応募用プリント貼付用データシートのダウンロード

↑このボタンをクリックで、データシートのPDFファイルが開きます。

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